関西では、秋のタチウオシーズンになると波止場は釣り人で溢れかえります。
特に神戸港や大阪湾は毎日お祭り状態になっております。
中には夕方から次の日の朝までタチウオ釣りに没頭される方も!
それほどまでに人気のある太刀魚釣りの魅力、醍醐味に迫ります。
太刀魚ってどんな魚?
最大で全長234cm、体重5kg。頭はとがっており、一見獰猛そうな鋭く発達した歯が目立つ。体は全体に左右に平たく、幅は指4本などと表現される。背びれは背中全体に伸びて130軟条以上あり、尾びれ、腹びれは持たず、尾部は単純に先細りになっている。体表には鱗がなく、その代わりに全身が銀色に輝くグアニン質の層で覆われている。生時はやや青味がかった金属光沢を持つが、死後ほどなくすると灰色がかった銀色となる。表面のグアニン層は人が指で触れただけですぐ落ちるほど落ちやすいが、生時は常に新しい層が生成されることで体を保護している。このグアニン層から採った銀粉は、かつてはセルロイドに練りこまれて筆箱や下敷きといった文房具、また模造真珠やマニキュアに入れるラメの原料として使われていた。
釣り人の間では、1mを超える太刀魚は「ドラゴン」と呼ばれ、大きさを測る時は、指3本や指4本といった太さで表す事が多いですね。
太刀魚の歯はとても鋭いので、針を外す時は必ずプライヤーを使って外しましょうね。
ワニグリップが便利ですよ~。
誰でも手軽に簡単仕掛けで釣れる
仕掛けさえわかれば、子供やお年寄り、しいては初心者の方でも簡単に釣り上げれるのが人気の秘密ではないでしょうか?
太刀魚釣りは、竿やリールも安価なタックルで釣れて本当にお手軽で、小学校低学年くらいの子供が釣り上げてるのをよく目にする事からもファミリーフィッシング向けの釣りだと思います。
強烈なヒキが楽しい
はい!この太刀魚のヒキに魅了される方が多いのです。
掛かった時は、根掛かりかと思うくらいの重みが乗り、竿がぶち曲がります!
ガツッ!ゴツーン!と来るアタリ方は本当に病みつきになりますね。
本当に釣り味の楽しい魚、それが太刀魚です。
このヒキの強さが、太刀魚釣りの一番の醍醐味ですね!
色々なスタイルで釣れる
電気ウキを眺めてゆ~っくりと釣りをしたり、仕事帰りに手軽にルアーで釣ったり、ワインド釣法でバシバシと太刀魚を掛けるもの楽しいですよ。
めっちゃ太刀魚が釣れる、ハイブリット釣法のふくまる大将太刀魚必殺仕掛けも是非ともお試しくださいね。
岸壁の際に餌(キビナゴや魚の切り身)を付けて落としていても(ズボ釣り)釣れます。
自分の好みにあった釣り方で釣れるのが太刀魚なのです。
秋の夜長にゆっくりと太刀魚を釣ってみませんか?
太刀魚はとっても美味しい魚
太刀魚は高級魚です。
市場やスーパーで一匹500円~1000円ほどします。
こんな魚が手軽に釣れるとなると、それは波止場が賑わう理由もわかるというもんです。
そして、とっても美味しい!
淡泊な白身で、どんな料理にしても美味しく召し上がれます。
その中でも、太刀魚の刺身を食べれるのはアングラーの特権ではないでしょうか?
鮮度が落ちやすい太刀魚は、釣ってすぐじゃないと刺身で食べれませんので、スーパーや魚屋で刺身の太刀魚が売っていない理由なのです。
鱗がないので、料理が簡単なのも人気の秘訣かもしれませんね。
まとめ
簡単に釣れて、しかも美味しいときたら、もう釣るしかありませんよね。
入れ食い動画置いておきますね。
ドラクエ風に編集してみました。
こんな感じで短い時間で数が釣れるんです!
まだ釣った事のない方も、もっと釣りたいと思う方も、このブログが参考になれば嬉しいです。