まいど!ふくまる大将です。
ふくまる大将釣り動画を見てくれている方はもうご存知ですよね、太刀魚が一番釣れる「必殺仕掛け」の事を。
このページでは、太刀魚ゲッターを改造した必殺仕掛けの作り方、使い方を紹介します。
字を読むのがめんどくさいという方は動画でどうぞ~。
【動画】 太刀魚必殺仕掛け作り方 実釣
動画と記事を合わせて見ると、よりわかりやすいと思います。
ふくまる大将 太刀魚必殺仕掛け
太刀魚ゲッターに2つの改造を施すだけで、釣果倍増!
こんな事しても変わらんやろ?って思う方も居るでしょう。
周りが全く釣れなくても釣れますよ!
一人勝ちしたい方は是非とも、この必殺仕掛けをお使いください。
この仕掛けで釣れない場合は太刀魚居ません!
必殺仕掛け発案の経緯
2013年太刀魚シーズン、ふと釣り具店で目に付いたのが太刀魚ゲッターなるものでした。
太刀魚釣りマニアとしては、とりあえず購入して使ってみましたが、初回は釣果をあげる事ができませんでした。
そのままの使用で不満に思ったことが、テンヤ引き釣りの様にワイヤーリーダーにケミホタルを付けて投げると、よく絡まったんですね、う~ん・・・これはどこか他に付ける所が無いかなぁと思い、試行錯誤の末、背中に簡単に付けれる事がわかり背中に付けました。
その後アシストフックを付けて完成となるのですが、このアシストフックの位置と背中のケミホタルの位置が非常にマッチしておりまして、太刀魚はケミホタルにアタックして来ることがあるので、そのケミホタルの下にアシストフックを付けようと言う考えに至りました。
これが大当たりで、周りのワインドの方が全然釣れない中、一人勝ちという結果が多くなり、暗くなってからはルアーやワインドだとアタリが激減したのですが、必殺仕掛けだとまだまだアタリがあったんです!
そこで確信しました、これは最強の太刀魚仕掛けだと!
ふくまる大将釣り動画のコメントでも、リスナーさんからたくさんの「めっちゃ釣れたよ」「一人勝ちしました」等のコメントをいただき、2016年夏には釣り具店、しいてはネットでも太刀魚ゲッターが売り切れるほどの人気になりました。
シマノ 時短テンヤ 太刀魚ゲッター
「シマノ 太刀魚ゲッター」を改造して必殺仕掛けを作っていきます。
このテンヤの特徴は、餌のキビナゴに特化した作りとなっており、身崩れのしやすかったキビナゴを時合いを逃さずワンタッチで素早く取り付けれる事にあります。
ルアーとエサのハイブリット釣法ですね。
太刀魚ゲッターの種類
写真のピンク色の方が、フロントにダブルフックの付いた「SHIMANO 太刀魚ゲッターツイン噛む」で、緑の方が「シマノ 時短テンヤ 太刀魚ゲッター」となっており、どちらでも問題なく使えます。
ピンクの「ツイン噛む」のフロントフックにフッキングした記憶がないので、緑のノーマルゲッターでOKです。
売り切れや、使いたい号数が無い場合はツイン噛むを購入しています。
太刀魚ゲッターの号数(重さ)の使い分け
軽くなるほど上層を引くのに有利で、自然な餌としての演出が出来るようになります。
ふくまる大将が使うのは、3号・4号・5号の3種類
朝や夕方の時合いは太刀魚が浮いていることが多いので3号を使用して、陽が落ちて暗くなりアタリが無くなって来ると、4号に変えて少し沈めていきます。
風が強い日や、流れの早い時に5号を使います。
太刀魚(タチウオ)必殺仕掛け作り方
太刀魚ゲッターが基本で、用意するのものは二つ、ケミホタルとアシストフックですね。
すごく簡単なので誰でも出来ますよ。
ひと手間加えるだけで釣果倍増!
さぁいってみましょ~。
ケミホタル
ケミホタル25を太刀魚ゲッターの背中に付けていきます。
サイズは25がベストです。
他のサイズでも付けれますが、あまりアピールのしすぎは良くないと思います。
ケミホタルの付け方
付属のチューブのままだと長いので半分に切って
背中側に入れていきます。
最後にチューブにケミホタルを通せば完成~。
とっても簡単でしょ~。
アシストフック
がまかつ ワインドトレーラーのシングルフック サイズは#4を使っています。
#4が売ってない時は#3を使っております。
針はがまかつ!
チヌの落とし込み釣り、ルアーフィッシングにおいても絶対の信頼を置くメーカーです。
袋を開けた時の刺さり方を他の針と比べてください。
明らかに違いますよ。
アシストフックの付け方
刺すだけ簡単!
針は本当に重要で太刀魚の硬い口にフッキングするには、毎釣行針を交換するか、シャープナーで研いでおいたほうが良いですよ。
それだけで釣果が変わってきますので!
【メール便OK】【シングル】がまかつ:ワインドトレーラー シングル タイプF #4 NSブラック【フック(ルアー用)】
餌について
餌はキビナゴを使います。
釣ったイワシや太刀魚の尻尾でも使えますが、匂いの強さと柔らかさでしょうね、キビナゴが一番食いが良かったです。
餌の付け方
まずは、頭を先っちょに刺します。
先に上の部分に刺していくとやりやすいですよ。
最後は上部分を下して完成。
ワンタッチでキビナゴを付けれる、時短テンヤが最大の売りで、餌の付け替えに手間取ると時合いを逃してしまいますもんね。
柔らかく身崩れしやすいが良く釣れる、キビナゴの欠点を補っている最高の仕掛けが太刀魚ゲッターです。
ラインシステムについて
太刀魚釣りの基本として、硬い口にフッキングする為、伸びの無いPEラインが必須となってきます。
ナイロンラインは伸びがある為、バラシの原因となったり、ルアーにアクションを付けにくいので向いておりません。
PEラインにはショックリーダーが必須
PEラインは性質上、そのまま繋ぐと強度が半分くらいまで落ちる為、必ずショックリーダーが必要になってきます。
特別な繋ぎ方が必要 ノット
PEとショックリーダーを繋ぐにはノットと言われる結束が必須となります。
ふくまる大将は長年SFノットでPEラインの結束をしています。
言葉で説明するより動画で見るほうがわかりやすいと思うのでご覧ください。
ふくまる大将の必殺仕掛けのラインシステム
PEライン 0.8号
おすすめは「R-18 完全シーバス 0.8号 200m」 しなやかな8本よりのPEライン
200m巻く事によって、短くなりにくくラインが長持ちするので200m巻くのをおすすめします。
ショックリーダー フロロカーボン30lb
おすすめは「フロロカーボンのパイオニア シーガー プミレアムショックリーダー7号」フロロカボーンなのにしなやかですよ。
ワイヤーリーダーは使っていません。
テンションを掛けずにフォールさせると切られる事があるのでご注意ください。
心配な方はワイヤーリーダーを使ってもOKですが、食いは落ちます。
太刀魚必殺仕掛けの動かし方、使い方
とっても簡単!ゆっくりタダ巻き!
たまにストップでフォールさせたり、竿を上げてフォールさせたりすると、その時に食いついて来たりします。
アタリが無い時は色々を試してみるのがよいですね。
基本はゆっくりタダ巻きでOKです。
アタリは強烈にガツッと来るので、しっかりと合わせを入れましょう。
本当に初心者の方におすすめの簡単タチウオ必殺仕掛けなのです。
時間帯別の使い方
ここでは、ふくまる大将が実際にやっている探り方を紹介します。
夕方の時合い
明るい時間帯は、メタルジグで出来るだけ遠投して底から探ります。
暗くなる前の夕マズメの時間帯に必殺仕掛けにチェンジ、軽い3号のゲッターを使って着水すぐ巻くと良いですね。
太刀魚が周りでもバンバン釣れているような高活性の時は、ワインド釣法でも楽しいですよ。
【動画】 明るい時間のジグ~夕マズメの必殺仕掛けで太刀魚を釣る
暗くなってからの時間~夜中~朝
暗くなった時間からがルアーやワインドとの違いで、暗くなるとルアーやワインドではアタリが激減します。
しかし!太刀魚必殺仕掛けなら、そのままアタリが続くのです!素晴らしい!
探り方は、太刀魚の泳ぐ層がバラバラなので、太刀魚ゲッター4号を使って底から万遍なく探り、アタリのあった層を重点的に攻めると良いでしょう。
朝の明るくなる前の時間~朝マズメ
薄暗い時間帯の朝マズメは3号に変えて徹底的に表層を攻めるとよいでしょう。
完全に明るくなったら、鉄板バイブレーションやメタルジグで遠投して底から探ります。
【動画】 朝マズメの太刀魚釣り
まとめ
かなり長くなってしまいましたが、必殺仕掛けの魅力が伝わったでしょうか?
手軽に改造出来て、投げてただリールを巻くだけで釣れる初心者にも超オススメの仕掛けとなっております。
2016年の教訓・・・・・売り切れ続出で買えなかった。
シーズン前に太刀魚ゲッターを購入しておかないと、いざシーズンになって売り切れとなってしまっては、折角の太刀魚爆釣必殺仕掛けで釣れないので、早めの購入をおすすめします。